生活に欠かせないLPガスをいつでも安心・安全に、そして快適にお使いいただくために、日頃から気をつけていただきたい使用上の注意点をご確認ください。正しくお使いいただくことで、ガス漏れやCO(一酸化炭素)中毒など、万が一のトラブルや事故をあらかじめ防ぐことができます。
室内でガス器具を使用する時は、不完全燃焼を起こさないよう、窓を開ける・換気扇を回すなどして、必ず換気(給気と排気)をしてください。ガスファンヒーターなどを長時間使う時は、1~2時間に1~2回、数分程度、窓を開けて新鮮な空気に入れ換えをしてください。
小型湯沸し器は、お風呂の湯張りやシャワーに使用してはいけません。長時間使用により不完全燃焼を起こすおそれがあります。また、点火時や使用中に火が消える時は、不完全燃焼防止装置が作動している可能性があります。その時は。再点火を行わず、当社にご連絡ください。
ガスコンロや小型湯沸し器などは、「火が点いたか」「火が消えたか」を必ずご自身の目で確認してください。また、ガスコンロ使用時(点火中)は、揚げ物中に油に火がついたり、風や煮こぼれなどで火が消えたりすることもあるので、その場を離れないようにしてください。
LPガスは、必ず青い炎でお使いください。炎の色が赤や黄色っぽい場合は、空気不足・換気不良による不完全燃焼の可能性があります。ガスが正常に燃えるためには、たくさんの酸素(空気)が必要なため、このような時は、完全燃焼して青い炎になるように、換気をしてください。
ガスが漏れた時は、以下の対応をお願いします。
4年以内に1回以上、安全のためにお客様がお使いの器具や設備の点検・調査を行うことが法律で義務付けられています。この点検・調査は無料で行うもので、日程は相談のうえ調整もできます。事前に当社からご連絡しますので、必ず受けていただくよう、ご協力ください。
LPガス器具の寿命は、一般的に10年といわれています。ふつうに使えていても見えない部分が劣化し、ある日突然使えなくなってしまったり、燃焼効率が下がってガスの消費量が増えたりすることもあります。10年以上お使いのガス器具がある場合は、当社にご相談ください。